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May 30, 2006
金曜日は子供達が楽しみに待っていたPTA Fun Day。
子供達のためのお祭り。
私とダーリンはまたまた朝からお手伝いに行ってきた。
今年のお仕事はアイスクリーム屋さん。
近所のアイスクリームショップからのdonationのアイスクリームが6カートン、コーンが山ほど。
お客さんがどど~っと押し寄せる前に少し作っておいた。
バニラとストリベリーチーズケーキとチョコレートの3種類。
カフェテリアからトレーを借りてきて並べてフリーザーの中で待機させる。
しばらくすると先にKindergartnerたちがチラホラとやって来た。
その頃はまだ用意してもらったランチを食べながらする余裕さえあったのだが、子供達のランチタイムも終わり、エレメンタリー軍団が押し寄せてきたらメチャクチャ忙しくなった。
どこからともなくhelpの人が入ってくれたので、ダーリンがオーダーを聞くカウンターの係り。
私ともう一人がスクープ係りになり、くるくる回りながら(狭いので2人は並んで作業できない。一人がアイスを作ったらすぐにどいて、もう一人が…という風に交代する)アイスをスクープしていく。
あっという間にチョコ味がなくなった。
その後しばらくしてストリベリーもsold out。
バニラ1本勝負。
しかし、客足はなかなか途絶えず、「1人1個」と決まっているのに何度も並ぶ子もいた。
今年はプロのフェイスペイントアーティストがやって来てフェイスペイントコーナーも設けられていた。
時間がかかるので長蛇の列。でも大人気。
顔が蝶々やドラゴンになっている子供達がアイスをもらいにやって来ていた。
ミッフィーはお友達と色違いのフェアリーを腕に書いてもらっていた。
なっちはあっちこっちのゲームをはしごして景品をget。
それぞれ楽しんでいたようだ。
毎年進化してきたこのイベント。
子供のための縁日みたいな形態は大きくは変わっていないが、昨年まではただの紙袋だった景品入れが今年は不織布で作られたカラフルなバッグが全員に配られたり、いつもは使い捨ての紙コップに入れられていたレモネードが蓋付き、ストロー付きのカワイイハイビスカス模様のプラスティックカップに入っていたり(もちろんみんなお持ち帰り)などなど、小さいことだけれど子供達にとってはちょっとうれしい工夫がされていた。
さらに、ボランティアへの配慮も。
毎年ランチは提供されていたが(サンドイッチ)、今年は朝から作業を手伝う人のためにカップケーキやクロワッサンとジュースが用意されていて、朝ごはんも食べずに参加している父兄にとってはありがたかった。
ランチタイムにはサラダ、ガーリックブレッド、近所のパスタ屋Pasta Pomodoroのペンネがstudent volunteersによってサーブされて、「おかわりはあちらにあります。」なんて言われたり、「アイスティーはいかがですか?」なんてお飲み物まで持ってきてもらっちゃって至れり尽くせり。
そうそう、さらに各ブースには冷たいミネラルウォーターとスナックが用意されていて、仕事の途中にはよく熟れたスイカを持ってきてもらった。
こんなに待遇が良いボランティアってあるだろうか。
こういうイベントは一部の寄付を除いてほとんどがPTAのやりくりで成されている。
もちろんその寄付だって、PTAの働きかけで集める部分も大きいだろうから本当にすごいことだと思う。
今年は誘われた打ち上げにも参加してみた。
PTAやボランティア全員が参加というわけではないらしく、よく顔を見る一部の人たちの集まりだったがとても楽しい会だったので、声をかけてもらってうれしかった。
なかなか聞けない貴重な裏情報なども、マルガリータで口が滑らかになったPTA会長から聞きだすことができたし。
次期会長からは「あなた達はアイスクリーム屋さん、よくやってくれたわ。前回までは水風船係り、今回はアイスクリーム、。来年はBop(ダンスパーティ)のD.Jね!」とお褒めの言葉(&ジョーク)をいただき、指にスクープダコを作った甲斐があったというものだ。
楽しいイベントの後は3連休。
今年初めてのBBQお呼ばれに出かけたり、これまたのんびり楽しく過ごした。
学校ももうすぐ終わり。
今週、来週もいろいろと忙しくなりそう。
投稿者 Owner : 10:40 PM
May 22, 2006
「ぼうけんりょこう」
きのう、おともだちのママ子ちゃんとはじめてサンフランシスコにでんしゃとバスにのって行きました。
インターネットででんしゃやバスのじかんもしらべて、バスていのある場所もしらべたので「これでカンペキだ。パーフェクトだ。」と思いました。
でも、おとうさんは「こどもをはじめてのおつかいにだす気分だ。」ととてもしんぱいしていました。
わたしはえんそくに行くみたいでウキウキでした。まちじゅう歩く気まんまんで、スニーカーでいこうと決めていました。
あさ、でんしゃのえきまではおとーさんが送ってくれました。
「ママ子ちゃんもでんわで朝からうかれていたよ。」というと「いなかの中学生がはじめて原じゅくかしぶ谷にでもいくみたいだね。」といいました。
まさにそんな心きょうでした。
ママ子ちゃんとえきについて、まず「さて、どっちに行くでんしゃにのるわけ?」ととまどいました。
えきのホームにあるサインをみて、今自分たちがいるのは反対方向だと気づき、あわててちがうホームに行きました。
よくかんがえればわかりそうだけれど、かんぺきにうかれていたのだとおもいます。
きっぷも買ったことがなかったので、前のおじさんのをじっと見ていました。
おじさんはデイパスをかっていたようでした。まねしようかと思いましたが、なれないことをしてまちがえるとこまるので、かた道分だけかいました。
アメリカのでんしゃに初めてのりました。2かいだてでした。
もちろん2かいにのりました。
ママ子ちゃんとおしゃべりしていたらあっという間にサンフランシスコにつきました。
なんとかバスていを見つけましたが、目てき地につくまでドキドキでした。
バスにのってお金を入れたらうんてんしゅのおじさんが見たことのないレシートみたいな紙きれをくれました。「これをもっていると、ほかのバスにのりつぎできるらしいよ。」とママ子ちゃんといいました。いろいろべんきょうになります。
でも、バスの中はヘンなにおいがしてあまりいごごちはよくありませんでした。
バスはおりたいバスていのところで、ヒモを引くとブザーがなってとまってくれます。
ほかの人の様子を見ておぼえました。
のり過ごしてしまっては大変なのでドキドキしながらバスのなかのサインを見ていました。
同じバスていで先におりたおじさんいついておりようとしたらドアがしまってしまいました。
おりられなくてはたいへんなので「エクスキューズミー!」とうんてんしゅさんに向かって言いました。
するとそばにいたおじさんが「そこをおすんだよ。」といいながらドアについたバーをおしてくれました。するとドアがあきました。
そんなしくみになっているとは知りませんでした。
どうにかおりて、ママ子ちゃんと「私たちってほんとうに『おのぼりさん』みたいだね。」「ちん道中だね。」と話しながら歩きました。
目てき地その1はびよういんです。
ふたりともすっかりキレイになったら、またバスにのって今度はちょっとお街にでておかいものです。
びよういんをでたら少し雨がふっていました。
バスていで待っていたら、車にのったおじさんが「のっていくかい~?」と声をかけてきました。
このご時世、だれがそんな甘いことばにだまされるというのでしょうか。
たとえ向こうにそんな下心も悪意もなく、じゅんすいにしんせつだとしても、見知らぬ人のくるまにホイホイのるのはアホです。
なので、「ノーサンキュー★」と笑がおでことわりました。
そのうちバスが来たのでのりました。インターネットでしらべたのとはちがう番号のバスだったのでうんてんしゅさんに聞いたら同じ方向に行くというのでのりました。
近くの席に大声でケータイで話しているおにいさんがいました。
なにを話しているかはききとれませんでしたが、語尾によく「・・・Man!」とつけていました。テレビでは見たことがあったけれど、本当に「Yo! Man!」とはなす人をはじめて見ました。
その向かいに座った2人組のおにいさんたちも同じような話し言葉をつかっていました。そして何かぱくぱく食べていました。
わが道を行く、といった感じの人たちにあっとうされました。
世の中にはいろんな人がいるというべんきょうになりました。
バスはぶじに目てき地その2についたのででんしゃの時間まではいっしょうけんめいお買い物です。
お店にはいったとたんにママ子ちゃんと二人「やばいねー。どーするー。」といいながらお買い物をしました。ママ子ちゃんものう内で何かふき出していたようでした。
そうなるとだれも私たちを止められないのでしかたありません。
「これのがしたらヤバイね。」というでんしゃの時間ギリギリまでお買い物しました。
またバスにのってえきまで行かなければならないので、まずはバスていへいかなければなりません。
しかし、あまりにこうふんしすぎていたので、バスていと逆方向に歩いてしまいました。
すぐに気づいて引き返したので、まだ冷せいさが少しのこっていて良かったと思いました。
しかし、いくら探しても私たちがのりたいバスの番号が書かれたバスていがありません。
ちがうバスていでバスを待っていたおじさんに聞いたら「わからない。」といいました。そばにいたおばさんが「どうしたの?どこ行くの?」というので「えきです。」といったら「じゃあここからあっちに歩いていって…」と、下調べにないディレクションをするではありませんか。それはこまります。もう時間がないのです。
「地下てつが…」とかも言ってました。こまります。地下てつなんて予定にないことです。
そのうち、おばさんたちがのるバスがやってきました。
私はまたバスのうんてんしゅさんに聞いてみようかと思いましたが、おばさんは「いい、あっちに歩いていくのよ!」と親切に、バスにのりこみながらも教えてくれています。そんなじょうきょうで、おばさんのアドバイスをムシしてうんてんしゅさんに聞くことは人の道にはんしていると思い、できませんでした。
私とママ子ちゃんは「オッケーオッケー、サンキュー」といいながらおばさんを見送り、その場にボーゼンと立ちつくしました。
私たちがよっぽどひどく困った様子で立っていたのか、通りかかったおにいさんが「どうしましたか?」と声をかけてくれました。
「えきに行きたいんです。」と答えながら見ると、おにいさんの後ろをのりたいバスが通り過ぎていきました。
おにいさんは「ああ、それならあのバスだよ。1本行っちゃったね。あそこで待っていればすぐに次が来るよ。」と教えてくれました。
おにいさんが「あそこ」と指さしたのは、道の「分り帯」みたいなところでした。
バスていのサインもありません。
私とママ子ちゃんは不安いっぱいでそこに立っていました。
本当にこんなところでバスを待っていてのせてもらえるとは思えず、「あと5分待ってバスが来なかったらタクシーだね。」とそうだんしていると、さっき私たちがいたビルのところから、さっきのおにいさんがこちらを見て、にこっと笑ってまたもどっていきました。
あの「にこっ」はなんだったのか。
「よしよし。そこで待っていればだいじょうぶだよ。」という「にこっ」なのか
「ははは。バッカで~。マジでそあんな所に立ってるよ。」という「にこっ」なのか…
しかし、そんなヒドイ人には見えなかったので、ママ子ちゃんと「まちがっている所に立ってたら、きっと教えてくれるよね。」とわざわざ引き返して私たちを見に来てくれたおにいさんを信じて、でも不安いっぱいに立っていました。
のりたかったバスとまたちがう番号のバスがきましたが、うんてんしゅさんに聞いたらえきに行くというのでなみだが出そうになりながら、こんでいるバスにのりこみました。
心の中で「おにいさんありがとう!」と言いました。
でんしゃには問だいなくのれて、家に帰りました。
おなかが空いたし、とってもつかれたけれど楽しかったです。
ふだんの生活にはないきんちょう感を味わいました。
いろんなことがべんきょうになったフィールドトリップでした。
投稿者 Owner : 11:47 PM
May 21, 2006
あらららら。
気がついたら5月初にっき。
いくらなんでも…さぼりすぎ…
でも、このところほんと~に色々立て込んでて。
毎年この時期~6月頭は学校の年度末なのでイベントが多い。
習い事系のイベントもあり、なんだか落ち着かない毎日。
金曜日の夕方はミッフィーのダンスリサイタル。
今年のテーマは "Broadway Bound" ということで、さまざまなミュージカルからの曲が選ばれていた。
ミッフィーたちのHipHopクラスはミッフィーも大好きGwen姐さんの"Rich Girl"("Fiddle on the Roof")。
曲がダンスリミックスなのでテンポが速く、クラスは大きなおねーさん達が多いので、最初はついていくのに四苦八苦していたようだが、約4ヶ月毎週休まず通ってレッスンしたおかげで、立派に踊れるようになっていた。
かっこよかったよ!ミッフィー!
そして土曜日はなっちのステージ。同じくHipHop。
なっちはミュージカルのタイトル曲 "Mamma Mia"。
どちらかというと、今年初めてクラスの大半がteen agersというおねーさんクラスでのステージに挑んだミッフィーよりも、なっちのほうが安心してみていられた。
さすがに慣れたもので、笑顔を絶やさず、堂々たる踊りっぷりのなっちだった。
ちゃんと客席の私達を見つける余裕もあったようだし。
小さな小さなバレリーナ達のステージでは、幕が開くなり泣きべそちゃんな女の子が。
でも顔をくしゃくしゃにしながらもしっかり踊って、途中、自分の立ち位置を間違えた子に「アンタそっちでしょ!」と指差して仕切っていて(でも泣き顔)なんともかわいかった。
子供達(自分のだけでなくどの子もみんな)のがんばる姿を見て、鼻の奥がツ~ンとする感覚って、たまにはイイ。
しかし、どの子も一生懸命なのだけれど、やっぱり向き不向きというのがあるというのが、特に大きな子のクラスになると、技術の問題ではなくて上手に見えない子がいる。
踊ってはいるけれど、楽しくもなさそうだしやる気もなさそうな感じ。
華がないというか。
やっぱりああいうステージに立つならば楽しまなければダメだと思った。
その点…
子供達のクラスのインストラクターは華がありまくり。
普段もうらやましいくらいのハイテンションで、笑顔を振りまきつつ、お尻をプリプリ歩いているのだが、さすがにステージの上では輪をかけてその存在の大きさを感じた。
好きなことを仕事にできてうらやましいな。
だからきっといつもピンクに輝いてるのね。
投稿者 Owner : 11:03 PM