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February 12, 2008
週末久々に Cirque du Soleil の公演を観に行って来た。
特設会場の中で繰り広げられたショーは KOOZA。
どこからともなくクラウンが観客席に現れて観客いじりをするお約束のスタート。
「コレコレ!始まるぞ~~♪」とワクワクしてくる。
この KOOZA は Cirque du Soleil の原点に返った作品ということで、確かにいくつか観た公演の中でもよりサーカス要素が強く感じられた気がした。
ラスベガスの常駐公演を行っている、お金がかかった会場ではなくてテントだからかもしれないが。
でも内容は見ごたえ十分。
ハデなだけのサーカスではなくて、音楽も衣装も演出もすべてクオリティが高く、「さすが スーパーサーカス!!」と思いながらあっという間に時間が過ぎていった。
まだショーが始まったばかりの頃に見せられたパフォーマンス contortion 。
ねじれ、捻転、という意味だが、人間の体がこんなにもねじれていいものなのか。
前にじゃなくて後ろに半分に折れるものなの!?人間の体って!?
大きな大きなテントの中にはエンターテイメントがいっぱい詰まっていた。
そして今日はなっちのパフォーマンス。
学校で3rd gradeのバディと一緒にミュージカル。
We come from everywhere
世界各国から人々が集まり生活しているアメリカ。中でも人種の坩堝カリフォルニアに住んでいるので日々実感していることだけれど。
日本人は代々生粋の日本人、という人が多いが、ミッフィーやなっちのお友達は
「パパは中国人、ママはオランダ人」なんていうのは当たり前で、
「母方のおじいちゃんは日本人とアメリカ人のハーフ、母方のおばあちゃんはメキシコ人、父方のおじいちゃんはフランス人、おばあちゃんはカナダ人、で、ステップファザー(継父)はオーストリア人、でその連れ子の私の義理の妹はオーストリア人とアイルランド人のハーフ。パパはドイツ人と結婚したからもうすぐその血を引いた弟が生まれるの」
みたいなややこしい世界がそれほど珍しくもない。
出発点はどこであっても、同じ学校で同じクラスで机を並べて同じ言葉を話している友達。
なので逆にあの子何ジン?とか気にしてないみたい。子供たちは。
ダーリンがよく言う
「そんな環境で育った子供たちは、きっと友達の祖国相手に戦争しようなんて思わないんじゃないかな」
って。
子供たちが本当に大きくなってもそういう気持ちを持っていてくれたらいいな。
投稿者 Owner : 10:26 PM