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July 28, 2006
我が家がここに住むよりもずっと前からこの庭に来ていたシェア猫(近所のみんなで適当にエサをやったりしてかわいがっている)。
我が家がここに住んでからはオレンジ色だけど「シロ」と名づけられてダーリンと子供たちにはかわいがられていた。
私にはいつも怒られていた。
「シロ!ガレージに入っちゃダメっ!」
「シロ!その毛だらけの生暖かい体でスリスリしないで!」
「シロ!BBQしてる足元をちょろちょろしない!踏んじゃうでしょ!」
そう、シロは本当に人懐こい猫で、あっち行け光線を出している私にも遠慮なくスリスリして来たし、「おいで」なんて言ってくれる動物好きさんにはよだれをたらしてナデナデしてもらっていた。
午前中は玄関先で、午後になるとバックヤードで。
気持ちの良い場所を見つけて、お日様と一緒にいつも移動していた。
そんなシロの姿をぱったり見なくなった。
以前にもこういうことがあり、「まさか道路でぺっちゃんこ...人(猫だけど)がいいから誰かに付いて行っちゃって飼われているのかなぁ...斜めお向かいのお家にいるのかなぁ...」と思っていた頃、ひょっこり帰ってきた。
「またプチ家出か?」というのは、今回はあまり望めなかった。
いなくなる前日、とても体が弱っている様子で食事もとらず、苦しそうだった。
最近だいぶ痩せて来ていたし、前は「野良なのに、どっかでシャンプーもしてもらっているの?」というくらい毛艶もよかったが、ピカピカしていたおなかの白い毛もバサバサになっていた。
みんな心配していつもよりも良いエサを買ってきてあげたり、ミルクをあげたりしていたがどんどん弱っていく様子だった。
そして、私たちの前から姿を消した。
心配する子供たち。
さすがの私も、あの様子を見ては、もうシロは戻ってこないとは思ったが
「夏だからさ、シロもきっとバケーションだよ!いいご身分だね~。暑いから避暑でカナダか、暑さを楽しんでメキシコか~?」とか言ってはみたが、シロの姿をもう見ることはないであろうことは覚悟できていた。
そしてここ数日。
うだる様なheat waveがやっと去ったと思ったら...
家の中に悪臭が漂い始めた。
いや、正確には少し前から下水っぽい臭いがしたので、何度かliquid plumberをしていたのだ。
でも一向によくならず、「これはやっぱり...」ということになり、意を決したダーリンが床下を覗くと.・・・・・・・・
シロの亡骸発見
すったもんだイロイロあった末に、結局ダーリンが汗と涙にまみれながら縁の下に潜って亡骸を出してきた。
もう抱いてあげることもできない状態。
かわいかった猫もそうなると悪臭を放つ物体でしかない。とりあえず何重にも重ねたゴミ袋に入れることにする。
でもさすがにそれをゴミ箱へ、というわけにもいかない。
「どう処理するか」という話をしていたら「ゴミ箱に捨てたりしないで~!穴掘ってバックヤードに埋めてあげようよ~」と泣きながら子供たちの懇願された。
ミッフィーは大きなスコップを自ら持ってきて穴を掘り始めた。
大木の根っこや硬い土と格闘して大穴を掘り、せっかく閉じ込めた悪臭にノックアウト寸前のダーリンだったが、何とか埋葬終了。
もう陽が落ちて辺りが暗くなっていた。
涼しくなって、やっと西日が当たらなくなるファミリールームの窓のそばにシロが座っていた時間。
ダーリンがシロを発見して「やっぱりいた。」と言ったときには、「ああ、そうか...」と一瞬悲しい気持ちになった。
しかし直後にこんな大変な処理があったので、もうそれどころではなかった。
埋葬後も、家の中はまだ臭う様な気がするし、そう言ってたら子供たちが家中消臭スプレー撒き散らしてそれの匂いも鼻に付くし...
でも1日経って、夕方ダーリンとシロのお墓参りをしてていて、いつも庭に出るとどこからともなくやってきてダーリンや子供たちにナデナデされていたあのシロは、もう2度とこの庭にやってこないんだなぁ、としみじみ思った。
いろんなお家を行ったり来たりしていたみたいだったけど、シロはこの庭が一番居心地が良かったんだろうな。長い時間、のんびり過ごすのはここだった。
だから最期の地にここを選んだんだろうし(でも縁の下はやめて欲しかった...)。
ダーリンは超大変だったけれど、この庭に埋めてあげられて良かったのかも。
***** ~(=^・・^) 子供たちの友達だったシロへ (^・・^=)~ *****
仲間の猫、シロクロはなんだか寂しそうだったよ。
いつもエサを取り合っていたライバルがいなくなっちゃったからかな。
きっとシロが逝ってしまったのをちゃんとわかっているんだね。
シロのお墓はシロクロの通り道だし、いつもからかいあっていたリスの追いかけっこも見られるし、かわいがってくれた裏のおじーちゃんの声も聞こえる所。
BBQの匂いも届くよ。食べられなくて残念だけど。
そこからミッフィーとなっちの事も見ていてね。
私のカメラに収められていたシロの最後の写真。なっち撮影。
夜、悲しむなっちのベッドの隣にスリーピングバッグを広げて、ミッフィーは自分のラップトップを持ってきて日本のアニメを見せてあげたりして気を紛らせてくれた。
こういうとき、ミッフィーは本当に頼りになるおねーちゃん。
いつもはなっちにイジワルしたりケンカもするけど。
ミッフィーは感情を表に現すのがあまり上手ではないので、きっと本人もすごくすごく悲しいけれど、なっちを励ます事で自分自身の悲しみも紛らせていたんだと思う。
シロはきっと、素直ななっちの事も、シャイなところもあるけど優しいミッフィーの事も大大大好きだったよ。
投稿者 Owner : 11:33 PM
July 23, 2006
夏休みなのでさぼりまくりだったためにっき。
写真も全然撮ってないなー。
でもいくつかあげておくか。
お友達のアパートメントのプールで。陽が出たり翳ったりだったのでプールは貸しきり状態。
逆立ちする3人。
川原でリゾート気分。
水はとっても澄んでいてキレイ。でも冷たいっ。
中にはず~っと足を浸したまま本を読んでいる人もいたけど。
子供たちはキラキラする石やおもしろい形の石を見つけるのに夢中だった。
新しいオフィスのHouse warming。
忙しい中たくさんの方が訪れてくださって、サプライズゲストもいたりして楽しいパーティになった。
お客様が帰った後にバスルームの鏡で見たらすっかり出来上がった顔の自分がいて恥ずかしかった。
でもせっかくワインのプロが持ってきてくださった泡だったのでついつい、「ま、お祝い事ですし」とか言って飲んでしまったから。
大変失礼いたしました。気は確かだったんだけど。顔に出ちゃうんだよね。
庭に仲間入りしたハイビスカス。ピンクがかわいい。
またワイハー行きたいなぁ~!!
adoptした2匹の金魚。
元のファミリーにいる時には「金ちゃん&シロちゃん」だったが、なっちの部屋に来てから「Zack & Cody」と名づけられ、さらに最近また名前が変わって、今は「修二と彰」。地元じゃ負け知らず。
夕べ子供をダーリンに預け、友人と食事した後、お茶をして、「じゃあね~♪」と別れるつもりでパーキングへ。
そこで立ち話が始まり...
気がついたら2時間しゃべりっぱなしだった。
「どっかお店に入って座ってしゃべれよっ!」と後からセルフつっこみ。
だって2時間も経っているなんて気がつかなかったんだもーん。
ダーリンには「オンナ2人でパーキングで立ってたら危ないよっ!」と叱られたが、そんな隙もなくマシンガントークしていたんだと思う。
久々に会ったお友達からうれしいニュースを聞いたのでちょっとハイテンションになったのかな。
それにしても暑い...
投稿者 Owner : 12:34 PM