November 17, 2005

昨日は学校のイベントのhelpに行った。
Youth Science Instituteという団体から講師を招いてカリフォルニア北部に住んでいたネイティブアメリカン、Ohlone Indiansたちの生活についてのお話と体験学習。
まずはインディアン達の生活の道具。
狩りで捕獲した動物の骨から皮からツメまで全て余すことなく生活に役立てていて、日夜いかにケチるかしか考えていない、「節水コマやエコバッグは当たり前!」の節約おばさんもびっくり、伊藤家の食卓的裏技&知恵が満載の道具を見せてもらった。
コヨーテの顔の形(鼻がそのまま付いてた)の皮があったので「コレ何?」と講師のJanetに尋ねたら、1枚の絵を見せてくれた。
鹿を狩る男の人が草陰に隠れて槍を構えているのだが、その人が鹿の頭の被り物をしている緊張感がないオマヌケな絵。コントでしょ、コレってかんじ。
そうか、こういう毛皮をカモフラージュの被り物に使っていたんだぁ。頭いいなぁ。と感心しちゃったが、鹿を狩るのに仲間の鹿になりすますのはわかるけど、コヨーテになりすましたら逃げられちゃうんじゃあ…と今浮かんできたギモン。
他にもミンク並に手触りが良い黒いウサギの毛皮があった。ゲームをするときに下に敷いたんだって!!なんと贅沢な!!
子供達は火を熾す道具や転がる輪っかに棒を投げ入れるゲーム(狩りの練習用)を楽しんでいた。

他には当時の人たちが食べていた食事コーナーがあり、木の実やベリー、海草、鹿ジャーキーなど展示してあった。
日本だとちょっと味付けして売られている小魚(カルシウムいっぱいのアレ)があり、男の子は「ひょえ~!ちっちゃい魚!ちゃんと顔があるよ~!」とびっくりしていた。
フライになっている白身のお魚か大きなトラウトなどしか見たこと無いのだろう。
「これ食べたことあるよ」といっても信じてもらえなかった。
「まさか~!お前インディアンかよ」とでも言いたげな冷たい眼差し…
少年よ。もっと世間を見なくちゃだめだ。
そのコーナーでは実際にどんぐりを自分達でつぶして粉にする体験もできて、みんな石臼を順番に回してゴリゴリしていた。
昔は本当に手のかかることが多かったと実感。
どんぐりの皮を剥いて、石でつぶして、川の水で洗って…そんな手間がかかるのに、どんぐりなんてあんな小さなもの、いくつあったら家族の分の材料になるのか途方もなさ過ぎる。
私のような怠け者はきっとそういう時代には生き残れなくて輪廻転生を他の人以上に繰り返して、やっと今の時代に生まれてきたんじゃないかと思う。

もうひとつ、tuleという細長くて硬い葉っぱで作った道具を色々見せてもらった。
これで小さな舟も作ったそうだが、そんな狸の泥舟以上に不安な乗り物に乗りたくないわ…と心の中で一人苦笑い。
子供達はピュアな心で感心して聞いていた。
同じような葉っぱを使ってブレスレットも作った。
1本の長い葉を半分に折って2本取りで編んでいくのだか、ねじって編むというのが子供にとってはなかなか難しく、何度教えてもねじる方向を間違えたり、あせってきっちり編まないのでユルユルになってしまったり。
「そんなことではやがて訪れる西部開拓時代に生き残れないぞ~!」と叱咤激励しながら、手取り足取り編み方を教えた。
学校楽しい。
私も授業受けたいな。もちろん小学校の。(PEは見学でお願いします)
投稿者 Owner : November 17, 2005 3:03 PM