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September 26, 2005
一昔以上前、私が本当にうら若き乙女だった頃の恋のおもひでの夢を見て甘酸っぱく切なくキュンとした気分でうっとりと目覚めた朝。というか昼。
「ママ、何時だと思ってるの!?」という娘の声に現実に引き戻される。
学校はstaff development dayでお休み。
そしてさらに現実的に銀行へお出かけ。
子供達のアカウントを作ってきた。
8歳から13歳までの子供対象のプラン。
$1から口座が作れて、いつでも$5以上の入金でカードにスタンプを押してくれる。
そのスタンプを集めるといろんなプライズがもらえる。
子供達はお年玉やら何やらでタンス貯金していたお金を持って行って預けたが、
「入金$5以上1回につき1個のスタンプ」ということなので全額は貯金せず、ちびちびやってきてはスタンプを稼ごうということになった。
そんなすばらしいことを手数料も取らずになぜ銀行が!?と思うが、14歳になったら自動的に学生用口座へと転向され、さらにそれも18歳になると一般の口座へ…
つまり顧客の確保。
でも子供達もそうやって小さいうちから銀行やお金のことについて触れられるのはいいことかもしれない。オマケ付きで楽しめるし。
今まで「宵越しの金は持てねぇぜ~」という気風のいい太っ腹ななっちだったが貯める喜びも知ることだろう。
みいはしっかりものなので、私が預かっていたお金のほかにもあれよあれよといっぱい出てきてびっくりした。いつの間にこんなに机の引き出し貯金していたのか。もっと早く口座を開設してあげればよかった。
さらに「あ、お母さんこの間借りたお金」と親子間でもきっちりと耳をそろえて借金返済をしてきた。(私が取り立てたわけではない)余裕である。
Halloweenももうすぐなのでシルバニアのお家をデコレートしてみた。
お人形達もコスチュームに身を包んで。
ミイラなうさぎとりす。
投稿者 Owner : 1:43 AM
September 22, 2005
なっちのmathの宿題。
「I don't get it~!」というので一緒に考えてたけど…
「どの商品を買っても$5支払うとします。おつりがいくらになるか数えましょう」みたいな問題だと思ったんだけど、「Write the amounts that you would say under each kind of coin.」という意味がわかんないし、例題を見ても意味不明。さすがのみいも「わっかんな~い」ととぼけた顔している。
「あんたは通ってきた道でしょうが!私はアメリカで小学生やってないけどアンタがわかんなくてどぉ~するの!なっちと一緒にやり直しておいでっ!」
と八つ当たり…とまではいかないけど、あまり深く考えたくなかったのであっさりと「パパが帰ってきたらおそわりなさぁ~い」と置いておいた。
そして帰ってきたダーリンにさっそく教わったら…
アメリカ式おつりの渡し方だった。
$2.49の商品を買う。$5.00支払う
↓
Pennyを1枚もらう⇒2.49+0.01=$2.50
↓
Qauterを1枚もらう⇒2.50+0.25=$2.75 +もう1枚 2.75+0.25=$3.00
↓
Dollerを1枚もらう⇒3.00+1=$4.00+もう1枚 4.00+1=$5.00
というわけで、合計$2.51のおつりをもらえることになる。
それで「the amounts that you would say 」なのね。
「いいですか~、おつりを渡しますよ。はい、$2.50、$2.75、$3.00…」って数えるながらおつり渡すキャッシャーの人、たまにいるよね…
ごちゃごちゃ言わんと黙って$2.51渡さんかいっ!!!
('σ')ノ~* モヤっと モヤっと モヤっと~
投稿者 Owner : 11:12 PM
September 20, 2005
9月というのに雨。
車を走らせていて稲光を見るのはキライ。怖い。
夏休みが終わり、ばぁばも帰ってしまって普通の生活に戻った1週間。
まだまだ夏休みボケしてたい気分でいたいけど、そうもいってられない。
子供の宿題はだんだん増えてきたし、学校からのお便りを読んで準備しなくちゃイケナイ事もいっぱいあるし。アタマも気持ちも切り替えなくちゃ。
先週は放課後、近所に引っ越してきたみいの親友の家を行ったり来たりして遊んでいた。英語人だけどたまごっち仲間なのでなっちも交えて3人でぴこぴこたまごっちんぐ。
みんなハデにキーチェーンを付けていて、どれがたまごっちなんだかわからなくなる。
ごちゃっと置いてあるとみんなからまっちゃうし…でも楽しそう。
そして今週はなっちが毎日クラスメイトと電話で「明日何を着ていくか」「ランチは何を持っていくか」など相談している。「髪の毛は~ポニーテールにして~グリーンのリボンでしばって~」みたいな話もしてた。
そしてそのお友達、J.Loが私と話したいというので電話に出たら「私のママがSushi大好きなの。Sushiのレシピを書いてくれる!?」ということになって…
「寿司ってぇのはカウンターに座って握ってもらうもんでぇ!」と江戸っ子調に言いたかったんだけど気弱な私は「オッケー、オッケーお安い御用♪」と安請け合いしてしまった。
まあレシピ自体はググればいくらでも出てくるんだけど、これあげたところで実際に作るんかいな?!という疑問が大きい。「raw fishの!」とか言ってたので、「にぎり」とオマケに「カリフォルニア・ロール」のレシピまでご丁寧に作っちゃったけど、絶対に無駄な労力だったってかんじ。
私っていい人だ。
でもま、「ほほう、Sushiを作るってこんなに大変なのね。日本人ってエライわ」(?)と思ってもらえればいいか。
昨日のココへの訪問者数が驚くべき数だったんだけど…
期待を裏切って更新なしでスミマセン。(いつものことだけど)
地方版はアソコに書いてあるとおりそろそろ「飽きた」ということなので。
でも美人秘書は不滅です。
投稿者 Owner : 9:24 PM
September 8, 2005
なんだか急に秋めいてきて、風が秋。空も秋。
子供が毎日学校に持っていく半分凍らせたbottled waterも減りが少ない。
素足は厳しい季節になってきた…
でも…
下駄はイイっ!(・∀・)
軽くてイイっ!(・∀・)
履き心地がイイっ!(・∀・)
投稿者 Owner : 10:50 PM
September 7, 2005
Labor Day weekend は日本から来たばぁばと一緒に Reno & Tahoe 旅行。
初めてのReno。周りのお友達からはしつこく「ベガスと比べたらダメだよ。ショボイよ。」と念を押されていたのでそういうつもりで行ったので、夜、山道を抜けてRenoの街のネオンを目にした時には「お、想像してた程ショボくないじゃん。」という印象だった。
しかし、昼間街を散歩してみたら、「昔はがんばってた町興し」というか「うらぶれた温泉街」に近いしょっぱさを感じた。
でも明るいネバダの太陽のお陰で暗さは感じなかったけど。
購買意欲を駆り立てられるようなお土産があるわけでもなく、見るべき物もなさそうな街の散歩を切り上げてホテルに戻ると、子供とダーリンはプールで遊んでいた。
日向は暑くてジリジリと肌が焼けてくるようなのに、プールの水は冷たくて、子供達はちょっと入ってはすぐにブルブル震えながら小さなジャクージへ。
どの子供も同じようなことをしていて、狭くて丸いジャクージは子供でいっぱい。社交場と化していた。
温泉にまったり浸かって、「おたくどちらから?」なんて話しているおばーちゃん達とかぶる光景だった。
プールに飽きた子供達はそれでも遊び足らず、今度はホテル内のゲーセンへ。
ホテルにチェックインした時に、山ほどのぬいぐるみを抱えている子供を見かけたが、我が家も結局帰りにはゴミ袋くらいの大きなビニールバッグいっぱいのぬいぐるみやおもちゃを持ち帰ることになろうとは、その時には想像もしていなかった。
大人のカジノは惨敗だったが、子供達はイロイロgetして勝ち組気分を味わえた様で良かった。
子供向けパーティスペースよりも景品も良かったのでしばらくは遊べそう。
ホテルで1日過ごした次の日は、まず山へ。
おしりがムズムズするようなリフトに乗って山の上まで上って、ハイキングコースを数メートル進んで「もう無理」とヘタレてまたリフトで下り、ゴルフおやじ達を眺めながらランチを食べた後はHorseback riding。
なっち&ダーリンは1時間コース。
みいは一人で2時間コースに参加。
キレイに手入れされた馬に乗って「いってきま~す!」と手を振ってみんな森の中に消えていった。
埃っぽい姿で戻ってきた時には、「楽しかった~!」と笑顔いっぱいだった。
(しかし老体ダーリンはこの次の日内股を痛がっていた。)
山を降りて湖へ。
世界でも有数の透明度を誇るLake Tahoe。ホントにきれい。
遠浅のビーチで水遊び。水は冷たくてなっちは震えながら泣きそうだったけど、みいはダーリンとけっこう遠くまで行ってた。
ビーチが気に入った子供達、帰る前にもう一度寄ってみた。
ビーチ沿いではクラフトやアートのお店が出ていて、手作りのアクセサリーやタイダイのシャツ、ガラスのボールがきらきらひかるウィンドウチャイムなど売っていた。
ダーリンと子供達はカヤック体験。
初めてオールを漕ぐなっちは最初、逆向きにオールを漕いだり、めちゃくちゃに動かしたりしていたが、しばらく見ていたらだいぶ慣れてきてダーリンに合わせた動きができるようになっていた。
(しかし老体ダーリンはこの次の日肩を痛がっていた。)
今回は車での移動だったので家からジャーとお米を持っていって、ホテルでの朝ごはんはおにぎり。ふりかけ、おかか、韓国のり、などでお好みのおにぎりが食べられた。
電気ポット(瞬間湯沸し)も持っていったので、カップスープやお味噌汁も!
ホテルのバスルームの大きな鏡の前で蒸気を出すジャーがご飯を炊く匂いで目覚めるのもいいものだった。
食事といえば。
到着した日の夕食は手軽にホテルのレストランに入った。
バフェもあったが、なっちが「ステーキ食べた~い!」とどれみちゃんのような事を言うので、ステーキハウスへ。
でもずっと車の中にいたのでなんだかお腹が空いているような空いてないような。
で、子供達はステーキ、大人はサラダやパスタなど適当にオーダーして食事していると、隣のテーブルに大きな体の男の人が一人でやってきた。
肘掛のついたイスにあのおしりが入るのだろうか…と心配になるような大きな人。
見るともなく見ていたら、一人でワインを1本オーダーし、それを飲みつつコーラも飲み、料理も3人分くらいは食べていたようだった。
こちらはフツーに食事を終え、ダーリンがチェックを頼むと、ウェイターがダーリンの耳元で「あちらのお客様が一緒にお支払いくださるそうです。」と!!
「あちらのお客様」とはその大きな人!!
面識もなくおごってもらう言われもないので、ダーリンががその人に話をしにいくと「素敵な家族の為にごちそうささてください」と言っていたそう。
お言葉に甘えてその見ず知らずの人にごちそうになってしまったが、なんだか信じられない気分だった。
「よっぽど儲かったのだろうか…」「でもいくら儲かっても見ず知らずの家族の食事を支払う!?」とちょっと疑問も持ちながら、最初は「これは私達ついているかも!ギャンブルの都での初ラッキー!イケイケ~!かも!?」とちらっと思う気持ちもよぎった。
でも華やかなカジノホテル、3連休前の金曜日の夜、みんな和やかに楽しく食事をするレストランにたった一人でやって来ている男の人。
「素敵な家族の為にごちそうささてください」という言葉。
なんだかちょっと切ない想像もしてしまった。
あの人にも本当にgood luckがやってきますように。
ごちそうさまでした。
投稿者 Owner : 8:47 AM