2006年02月04日
シリコンバレー寄席直前インタビュー第三回 辻和夫さん
3週間後に迫った、「第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」を前に今回は海外駐在の経験もあり毎回師匠の海外公演のお供をされている、辻和夫さんにインタビューお話をお伺いしました。 辻さんは圓橘師匠が毎月開催している落語会「圓橘の会」の古くからのメンバーでもあります。
写真は打ち上げからのヒトコマ。 手前が辻さん、圓橘師匠、そして奥はなんと作家の沢木耕太郎さんです。
編集長「円橘師匠のお供として3回目の参加とおうかがいしました。 圓橘師匠の落語のどんなところがお好きですか?」
派手さはないが、いぶし銀の江戸情緒、頑固で不器用ながら、人柄というか大人好みの雰囲気に浸れる噺に惚れこんでいます。
編集長「これまで圓橘師匠師匠の米国公演にお供されて、苦労された点、愉快なエピソードなどあれば教えてください。」
野次喜多道中で毎回楽しくやってます。それもこれもシリコンバレーの皆様の暖かい善意に支えられてのことです。・前回フリスコでいただいたオ祝儀のほとんどをアメリカのラスベガスで返納してしまったこと。宵越しの金はもたねぇ~というおっちょこちょいの気風うのよさ、やせ我慢おかしいですねぇ
・浴衣で寿司トミ前の路上カッポレのパフォーマンスは硬く禁じました。
・師匠がヒコーキに弱いことはホントにカワイそうなほど滑稽です。
編集長「小圓朝師匠は今回始めての参加となりますが、辻さんからみて、どんな落語家か教えてください。」
小柄ですがピリリとしまり、噺は明快で高座では大きく見えます。父親譲りの根っから芸人の華がキラリと光るのではないでしょうか。圓橘師匠が引き合いに出すほどの大の酒好きのはずですが、真打昇進にかけてきっぱりと酒断ち、次に好きな車に熱中。奥さんはその次か、でも去年3人の子持ちになりました。
編集長「今回の寄席には普段あまり落語を聞いたことがないという人も多く参加されると思いますが、初心者の人に何かアドバイスなどありますでしょうか?」
アドバイスなんてとんでもない。ワタシも単なるファンです。あえて申し上げれば落語の楽しみ方は千差万別です。仕方ばなし、所作が面白いとか、人物の使い分け場や間の持ち方を楽しむとか、噺家はいかに聴衆を噺の舞台に引き込むか、その勝負も面白みかもしれません。肩をはらずにすんなりと耳を傾けて、話に溶け込むと演者と聞き手が一体となった高座が出来上がるのではないでしょうか。 郭ばなしか、長屋ばなし、商いの店先の場面でも、今の現場やTVにない雰囲気を自然体で理解するのは日本の若い世代にも難しいのかもしれません。が、結構回顧趣味が今、ブームになってギャルの追っかけファンもいるようです。但し、圓橘師匠には悪いのですが、小圓朝師匠や門下の前座橘つき、橘也にキャーキャーいう若いファン(女の子)が多いように見受けます。
編集長「お忙しい中、ご協力ありがとうございました。 寄席の席でお目にかかるのを楽しみにしています。」
「第四回シリコンバレー寄席 三遊亭圓之助改め四代目三遊亭小圓朝サンノゼ襲名披露」の日時は2月25日(土曜日)と26日(日曜日)。場所はサンノゼ日本町、SUSHIMARUのある未来堂ビルディング内の多目的ホールです。 クレジットカードによるチケットのオンライン購入も可能です。
投稿者 Owner : 2006年02月04日 12:27
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