最後に健康診断受けたのいつですか? アメリカで急に病気になったときにあなたの健康データがどこかにありますか?
アメリカに来てからと言うもの、一度もお医者さまの厄介になったことが無かったので、サニーベールの小林内科医院で「日本式健康診断」を受けてきました。 定期健診での診断項目や、適応年齢は日本とアメリカで大きく違うため、普通にこちらの病院で「チェックアップ」を受けても、日本で受けていたような細かい検診は期待できません。 日本人には日本人がかかりやすい病気や日本人の生活習慣からくる病気があるので、健康診断は日本人のお医者さまに診てもらうのがベストです。 コースにもよりますが約一時間の診察で、視力、聴力、体重、身長から、尿検査、血液検査などなど一通りの検査を受けることが出来ます。 (検診の内容は保険のプランや気になる点に合わせて組み立てて貰うことが可能です。)
「検診の際に相談できるように、普段気になっていることなどをメモしてくると良いですよ」と事前に聞いていたので、この機会にたまにある足の痛みや手の荒れ、普段、カミサンから指摘されている「ビール飲みすぎ」の件などを懺悔しつつ、専門家のアドバイスを受けてくることにしました。 日本の病院のわざと読めないように書いているとしか思えない(ドイツ語?)字でカルテを黙って記入するお医者さんとちがって、こちらが納得するまでひとつひとつ丁寧に説明してくれるので安心です。 実際に診察より相談部分の方が長かったように思います。
今回編集長が健康診断を受けるというので、「ネタのために直腸触診(前立腺触診検査)をついでに受けてきたら?」 と親切にアドバイスしてくださる方が沢山いらっしゃったのですが、編集長は前立腺検査が必要な年齢に達していないということで残念ながら(内心ホットして)肛門のヴァージンを守って帰ってきました。
今回の診断パックには便の検査も含まれていたので、アメリカ式の検便キットをお土産に貰って帰りました。 家に帰って開けてみて??? なんじゃこりゃ? やり方は先生から説明を受けていたものの始めてのアメリカン検便キットにちょっと戸惑ってしまいました。 食事の影響を受けないよう1週間かけて3回の便から二つずつサンプルを取るのですが、キットに入っているのは3本の木製のヘラ(アイスキャンディーの棒みたいなやつ)と、3つのドアがついた厚紙。 ドアを開けるとそれぞれに2箇所ずつ、小さな窓が開いています。 なるほど、ヘラで取った便をここにこすりつけるわけですな。 しかし、そのためには便を一度なにかに受けなければならないわけですがそのための容器のようなものはありません。 説明書によると、一度便器に水没した便から採取すると書いてありますが、短いヘラで便器の底に沈んだウンコをつつくのもなんなので、小出しにして多めに広げたトイレットペーパーの上に落とすという上級テクニックを使うことにしました。 下手をすると一気に出てしまうという諸刃の剣です。 結局、なんとかこの技をマスターしたという自信が持てた時にはすでに3回の便の採取を終えていました。
もう一つ検便で悩んだのが1週間の間、採取した便のサンプルがこすりつけられたこの検査用紙をどこに保管するのかです。 まさかジップロックに入れて冷蔵庫に保管するわけにもいかないし、机の引き出しに入れておくというのも抵抗があります。 室温といってもこの陽気ですから、香ばしい匂いが漂ってくるかもしれません。 結局大きめのジップロックで密封して便所の引き出しの奥底にしまって置くことにしました。 無事3回分の採取が終わったら、同封の返信用封筒に入れて先生のところに送り返すのですが、こんなものを普通郵便でおくってよいのだろうか? ちょっと前の炭素菌さわぎの当時だったら大変です。 これは怪しいぞ、なんて思って開封したら郵便局の人後悔するだろうな・・・。
約一週間後に郵便で送られてくるレポートには、診断結果の各項目について先生が丁寧に解説と気をつけたい点などを書き添えてくださり、関連する病状や対策などについての日本語の文献のコピーまで添付してありました。 いたれりつくせりです。 で、恐る恐るレポートを見てみると・・・。 思ったほど恐ろしい結果は無いものの、ちょっと気をつけたほうが良いと言う点が何点か。 悪玉コレステロールの値がちょっと高め。 直接「飲みすぎ」という結果ではなかったものの、なんとか編集長のビール摂取量を減らさせようとしているカミサンにとっては十分の好材料を与えてしまいました。 それと検便の結果からちょっと心配な点があるので再検査が必要とのこと。 ということは・・・。 そうです。 お嫁に行くまで(?)守り通すつもりだったヴァージンを、矢張り先生に捧げなければいけないようです。 これも健康のためと思って諦めますか。
今回お世話になった小林内科医院では、「地方版の紹介」というと漏れなく体脂肪率1割引きサービス(←ウソ)になります。 みなさん、この機会に普段の悪行を洗いざらい懺悔してすっきりしてみてはどうですか。 自分のカルテがいざというときに安心してかかれる先生のところにあるというだけで随分気が楽になりますよ。 小林内科医院は小児科の吉田先生と同じ場所にあるので、お子さんのいらっしゃる方にも便利です。
Kobayashi Medical Clinic・小林内科医院
■ 小林内科医院ホームページ http://www.kobayashi-naika.com/
健康相談・健康コラム・FAQのコーナーはアメリカに滞在する日本人の健康、医療について便利な情報が満載です。
Dr. Shuichi Kobayashi
877 W Fremont Avenue, #I-3
Sunnyvale, CA 94087
TEL: 408-720-7266 / FAX: 408-720-7265
E-mail: info@kobayashi-naika.com