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■ 正統派詐欺師

日本のニュースでしかも一日遅れになりますが、1923年に途絶えたとされる皇族の有栖川宮の後継者を名乗り、結婚披露宴に著名人を招いて祝儀など1270万円を集めた男が詐欺容疑で逮捕されたそうだ。 主犯の背後には右翼団体なども絡んでいるそうで、奥の深そうな事件ではあるが、この「皇族結婚披露宴詐欺」だけに注目すれば今時珍しい「正統派詐欺師」と言えるではないだろうか。 

編集長の独断では正統派詐欺師であるためには、(1) 騙された人に満足を与え (2) 騙されたことに気付いた後にも失笑を誘い (3) 十分な準備と大胆な計画で (4) 困っている人には被害を与えず (5) 大金を騙し取る という厳しい条件がありますが、今回の詐欺は全てを美しくクリアしています。 

だれかに成りすます詐欺で、対象に選んだのが皇族なんてスケールがでかくていいじゃないですか。 しかも衣冠束帯や十二単衣まで用意する準備周到ぶり。 コストも相当かかったことでしょう。 家紋を入れた引き出物まで用意していたそうですから、1270万円集めたといっても利益率はそう高くなかったかもしれません。 

しかもよく調べれば断絶していることの分かる有栖川宮の名前を使うなど、招待を受けてのこのこやってきて騙された芸能人も苦笑するしかないですよね。 白昼堂々と400人近い自称著名人たちを騙したあんたはエライ。 編集長から21世紀の正統派詐欺師に認定します。 

できればこういう人たちは「詐欺容疑で逮捕」とかいう普通の犯罪者扱いはしないで、「有栖川宮の公務です」とかいってあの格好で社会奉仕活動させるとかがいーね。


◆ご注意◆ 編集長コラムには編集長の極端な意見が掲載されています。 気に入らない人はスルーしてください。 編集長のコメントは特定の宗教、団体、法人等のプロパガンダではありません。 無責任で勝手なコメントです。

 

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Last Update : 2003/10/23