2003/07/16 (Wed)
長崎の少年殺害事件で犯人の住所氏名などがインターネットの掲示板を通じて広まり問題となっているそうだ。 法務省が掲示板の管理人に直接削除依頼まで出したという。
でもさ、まったくの機密書類をだれかが盗みだしてスッパ抜いたわけではなく、近所に住んでいたり事件に関係する人なら知っていることが、インターネットという新しい情報伝達手段によって予想以上に急速に広範囲に広まってしまったってだけでしょ。 犯人と同じ学校に住む人なら分かったであろう情報だから、昔ならその友達のまた友達に口コミで広まる程度だった情報が、インターネットのおかげで一瞬にして世界中に広まってしまう。 これはどうしようも無いことだよね。
昔なら広範囲に情報を伝達するのはマスコミの独壇場で、出す情報と抑える情報は自由にコントロールできた。 今回だってマスコミは情報を持っていたけど犯人の年齢が12歳だったため、情報を出せなかった。 そこへきてマスコミが我慢して抑えている情報が掲示板で広まっちゃうんだもん、マスメディアの皆さんは気に入らないでしょうね。
だからって、たまたま漏洩の元となった掲示板の管理人を糾弾するのはお門違い。 だれかが駅の便所の壁にその情報を落書きしたら、JRが責任取るの?
秘密にしておきたい情報も、知られたくない情報も、インターネットという新しい情報伝達手段を使えば瞬時に世界中に広まるということは、「報道規制」や「情報操作」というもの自体を前時代のものにしているよね。 もう下手に規制やルールで縛ろうとしても遅いってこと。 その事実を頭の固い連中が受け入れられるようになるのはいつのことか。