2003/07/11 (Fri)
「アメリカ人って」「日本人は」「韓国人は」「白人は」「黒人は」「太ってる人って」「ゴルフする人って」「アメリカに住んでる日本人って」「日本人と結婚しているアメリカ人って」・・・。 こういう前置きで分かったようなことをいうヤツに限って、話している対象のグループを良く見ていない事が多い。 相手を良く知ればどんなグループにもあんなヤツもいればこんなヤツもいる事がわかるのに。
天気予報で「過去の平均と比べて10度も低い」とか、「過去の平均降雨量より少ない見込み」とかいうけど、「平均的な年」なんてあったためしがない。 要は毎年が異常気象の積み重ねで、「平均」の実態なんかないってこと。
傾向を比べるための「平均」なら構わないけど、「平均」で個人を決め付けてしまうのは危険だ。 「あいつはアメリカ人だから信頼できない」とか、「ヤツはどうせ日本人だから長くは続かない」とか、ヘンだよね。 「過去10年間の 7月11日の平均気温は83度だから今日も83度に違いない」ってヘンでしょ?
戦争の時も闘う相手は「国」という平均の塊。 でも兵士が実際に戦場で殺しあうのは「平均」を構成している「極端な個」なんだよな。 「○○人だから殺しても良い」というのは絶対あり得ない。
「日本人だから」ってだけで決め付けられたり、殺されたりしたくなかったら、人をその人が所属するグループで判断するのはやめよう。 職業もそう。 車のセールスマンにも正直なやつはいるし、牧師にもインチキ野郎はいるもんね。 かくいう編集長もつい地方版のコメントで「これだからアメリカ人は・・・」なんて書いちゃうこともあるので気をつけよっと。