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■ 戦争のこと

2003/02/15 (Sat)

サッカーの日本代表は米国とイラクとの戦争が始まった場合危険なので、米国遠征を中止したらしい。 3月に西海岸旅行をする予定だった私の親戚も時期的に危険と判断して旅行を延期した。 テロ予報はゲージが黄色からオレンジに変わり、NYの街中にはマシンガンを持ったおまわりさんが闊歩している。 個人消費が低迷する中テロ対策グッズの売れ行きが好調だそうだ。 ・・・にもかかわらず、もうすぐ戦争が始まろうというその当事国に暮らしていることをどうしても実感できない。

パールハーバーと NY テロを除くと本土での戦争を経験したことが無いアメリカ人の多くにとっても「戦争」の当事国となることの実感は少ないだろう。 「どこか遠い地でヒーローの兵隊さんたちが巨悪をやっつけてくれる」程度のイメージしか無いんじゃないだろうか。 そのヒーローの兵隊さんたちは自分たちと同じように家族があり、家庭があり、自然を愛でる心を持った多くの人の命を奪ってるんだよ。 お年よりからも罪の無い子供たちからも。 

アメリカはいつまでたっても、「テロ対策」「テロの危険」などと言っているが戦争の当事国が相手国から攻撃されることは「テロ」とは言わない。 攻撃して反撃を受ける。 それが戦争だ。 残念ながら一方だけが全く手傷を受けずに戦争が終わることはまず無いだろう。 もしあったとすれば、それは無抵抗な相手に一方的に攻撃した場合で戦争とは呼ばない。 それこそ「テロ」だ。 戦争が始まればアメリカ人の兵隊もやられるし、本土が狙われれば我々一般市民の命も危ない。 

生物化学兵器はいかんとか、大量殺戮兵器を隠し持っているのは許せん、北朝鮮の核開発は認めないとか。 戦争ってルールがあるのが不思議だ。 各国がお互いにルールを守れることを前提にしているのなら「戦争はいかん」ってのもルールに加えたらどうだろう? 揉め事の最終的な解決手段としてどうしても必要なら、「一切の武器禁止」にして兵隊同士が丸腰で格闘技対決するとか。 そうすれば柔道ニッポンは国際社会で今より発言力を持つようになるかもしれないな。 でもそうなったらアメリカは資本力に物を言わせて人体改造したスーパー兵士を作っちゃうんだろうな。 そうするとオリンピックなみの薬物規制も必要だな。 馬鹿らしく聞こえるかもしれないが、戦争にルールを制定してそれを守ることを前提に人を殺しあうというのは既におかしい。


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Last Update : 2003/02/15